2007年12月アーカイブ


乾燥肌に適した化粧品にはどんなものがあるのでしょうか。
乾燥肌で悩んでいる人にとって「ヒアルロン酸」という言葉はとても気になるものではないでしょうか。

乾燥肌のための化粧水や美容液などには保湿性とともにヒアルロン酸配合をうたったものが多く売られていますし、サプリメントなども発売されているようです。ではそもそもこのヒアルロン酸とはどのようなものなのでしょうか。
このヒアルロン酸は人間の身体の中では水分の多い組織に存在しています。皮膚や関節、へその緒、大動脈、腎臓、眼球などです。水分が多いので乾燥肌用の化粧品に配合されているのです。ヒアルロン酸の保湿性は細胞間に水分を与え、またその弾力性はクッションのような働きをしています。
その特性を生かしてドライアイの治療用目薬や、やけどの治療に塗る薬、関節の消炎など医薬品に応用されています。
また基礎化粧品にも使われるようになりました。乾燥肌の人にとってヒアルロン酸は水分保持として働いてくれます。乾燥肌の人はこのヒアルロン酸がとても少ない状態になっているのです。
逆にヒアルロン酸を十分に含む肌は潤いがあり、弾力があります。
乾燥肌対策としては、充分な保湿をするようなスキンケアをこころがけましょう。
乾燥肌をきれいな肌へ改善するには、ヒアルロン酸の補給が一番効果的なのではないでしょうか。

ではどのように身体の中や肌にこのヒアルロン酸を補給すればよいのでしょうか。上手に体内へ取り入れる方法はあるのでしょうか。
スキンケアを乾燥肌用の化粧水でしただけでは、なかなか肌の奥のほうまでは浸透してくれないというのが実際のところです。
ただし表皮の保湿効果はあるのですべすべした感じを実感できますし、毎日のスキンケアに取り入れると良いでしょう。
さらに口から飲んで腸から効果的に吸収できる低分子のヒアルロン酸を摂ると肌の真皮に届き肌により潤いと弾力を与えることができるようです。

乾燥肌を改善したい人は、一度飲むタイプのヒアルロン酸を試してみることをおすすめします。


乾燥肌の対策の基本はなんといっても保湿です。

まず肌の表面からケアすることが大切です。
乾燥肌用クリームなどで肌の水分と油分が失われないようにしましょう。

規則正しい生活習慣・バランス良い食事が大切です。
乾燥肌に合ったスキンケア、生活改善をすることによって新陳代謝を促し、肌の血行が良くなるので乾燥肌に悪化するのを防ぐことができるでしょう。
クリームによるケアのほか、肌の水分補給は化粧水やエッセンスなどで行います。化粧水を使用するときは肌を温めてから毛穴を開かせ、クレンジングと洗顔をした後します。洗顔後化粧水で肌を引き締め、水分を閉じ込めるようにすると効果的です。その後に乾燥肌用のクリームや乳液で膜を作り、水分の蒸発を防ぐことでしっかりと保湿することができます。使用する化粧水などは刺激の少ない乾燥肌用のものを使うとよいでしょう。

乾燥肌のスキンケア以外にも、睡眠不足や昼夜逆転のような生活、仕事によるストレスなどで免疫力が低下してしまうと、肌が荒れやすくなりますので、精神的にリラックスすることも重要です。乾燥肌が原因で肌が荒れ、痛みや痒みなどの症状が出てしまったときは迷わず皮膚科を受診しましょう。保湿剤やステロイド剤、かゆみを抑える抗ヒスタミン剤などが皮膚科で処方されるでしょう。

乾燥肌の場合、素人判断で間違ったスキンケアをすると、症状を悪化させてしまうことがありますので、早めに受診するように心がけましょう。

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